PLAY EARTH PARK #StrawPlayground

PLAY EARTH PARK WONDER STORE 都立明治公園のオープン1周年を記念し、昨年ご好評をいただいた藁や竹を使った遊び場「#StrawPlayground」第2弾を開催します。伝統的な茅葺きの修復から、自然の素材の美しさと、職人の技の美しさ。そしてその両方が出会って紡がれた空間で、自分の内なる自然を解放して、大いに遊んでもらえたらと思います。茅葺きの持つ可能性や魅力を創造し続ける職能集団「くさかんむり」の相良育弥さん監修のもと製作された、藁や竹の遊具をお楽しみください。

【Concept】

遊びをせんとや生れけむ
戯れせんとや生れけん
遊ぶ子供の声聞けば
わが身さへこそゆるがるれ
「梁塵秘抄」

PLAY EARTH PARK WONDER STORE 都立明治公園のオープン1周年を記念し、昨年ご好評をいただいた藁や竹を使った遊び場「#StrawPlayground」第2弾を開催します。

「都立明治公園のある千駄ヶ谷はもともと見渡す限りの茅野原で、日々、千駄(たくさん)の茅を刈ったことから、この地名となったと言われています。2月は茅刈りの季節でもあり、原っぱとなったこの場所で子どもたちも遊びまわっていたのかもしれません。今回のイベントでは前回同様古来より日本での生活に欠かせなかった素材である藁や竹など自然の素材を使用したプリミティブな遊具を新たな形で展開します。

昨年と変わらない、藁の温かさ。新しくなった藁や竹の遊び場。
登ったり、降りたり、くぐったり、寝ころんだり、金属やプラスチックの遊具にはない生の素材ならではの匂いや柔らかさ、湿度や温度で変化する素材感を楽しんでください。


職人という存在が身に宿している技術は、自然と語らい、戦い、許し合い、そして大いに遊んできた中で培われた、自然と人との間で結ばれたお作法のようなものです。自然の素材の美しさと、職人の技の美しさ。そしてその両方が出会って紡がれた空間で、自分の内なる自然を解放して、大いに遊んでもらえたらと思います。そして遊ぶ子どもたちが呼び水となって、大人たちも内外の自然との遊び方を思い出してほしい(#StrawPlayground 制作監修 くさかんむり 相良育弥)


自然の素材の温もりを感じながら遊んでいただければと思います。
ご来場、お待ちしております。

Overview
PLAY EARTH PARK #StrawPlayground
開催期間:1月31日(金)~2月24日(月・祝)
開催時間:10:00 ~16:30
会場:都立明治公園 希望の広場
主催::Tokyo Legacy Parks株式会社
企画:運営:株式会社 Goldwin
制作:株式会社くさかんむり

※ 荒天の場合、中止となる場合がございます。 その場合はPLAY EARTH PARKのInstagram (@play_earth_park)でご案内させて頂きます。

【Profile】
くさかんむり
神戸市北区淡河町を拠点に、伝統的な茅葺きの修復から現代的な茅葺きへの挑戦、より多くの方々に茅葺を知ってもらうためのワークショップやセミナーを開催。建物だけにとどまらず、様々な方向から茅葺きの持つ可能性や魅力を探り、引き出し、磨き上げて、今を生きる人達にお届けするという目的を共有した職能集団です。

相良育弥
1980年生まれ。株式会社くさかんむり代表。茅葺き職人。
平成27年度神戸市 文化奨励賞/第10回地域再生大賞 優秀賞/ジャパンアウトドアリーダーズアワード2020 優秀賞/第14回創造する伝統賞

くさかんむり

【PLAYGROUND OUTLINE】

みつめる ー
茅の枕にゆったりと頭をあずけて、ゆっくりと深呼吸。

空の青や差し込むひかりのゆらめき
藁を撫でる風や、それに運ばれて来る香り。
自分の呼吸の音や心臓の音。
遠い記憶の大切な想い出に出逢い直したり。

外なる自然に意識を向けていると、だんだんと内なる自然が呼応する。

自然の中の自分と、自分の中の自然を行ったり来たりしながら、
様々ものを見つめ直してもらえる場になったら。

くぐる ー
潜って香って触れてみて、全身で藁(わら)を感じる遊び場。
稲わらのカーテンの中はどんな景色?
あっちとこっちを行ったり来たり。
“稲木干し”の中を歩くわくわくを体験できます。

のぼる ー
昨年も好評だった竹のアスレチックが大きくなって戻ってきた!
今回は四方から登れる入母屋(いりもや)型。
子供たちの遊びの幅も広がります。

ー 千駄ヶ谷の原風景をつくるー
「都立明治公園」のある千駄ヶ谷はもともと見渡す限りの茅野原だった文脈から、茅場の風景をつくる体験を実施。自然の素材の温もりを感じながら皆さんと風景をつくっていく。