
SPECIAL TALK EVENT
PLAY EARTH PARK WONDER STORE 都立明治公園のオープン1周年を記念し、昨年ご好評をいただいた藁や竹を使った遊び場「#StrawPlayground」第2弾を開催します。開催にあたり、遊び場を監修頂いた茅葺きの持つ可能性や魅力を創造し続ける職能集団「くさかんむり」の相良育弥さんのトークイベントを企画致しました。
トークイベントのテーマは『茅葺(的思考)を現代にインストールすること』

相良さんは、昨年のインタビューで茅葺職人としての生き方についてこう語ってくれました。
”大義があるわけではなく、茅葺というものを知ってしまっただけなんです。(中略)ただ関われば関わるほど、茅葺というものが本当によくできたもの”であり、”独り占めしようと思えばできる。でも、連綿とつながって多くの人に渡していくものなんですよね、そもそも”。(https://playearthpark.goldwin….)
知ってしまったら抜け出せない魅力が茅葺にはあり、それはずっと受け継がれてきたものなのだといいます。 自然からいただいた素材を使い、人間の暮らしを支え、時期がくれば堆肥として自然に還す。”自然素材と人間の手業が合わさったものを通じて、人間と自然がちょうどいい間合いで遊べたらいい”と遊具について語る相良さんの手業と茅葺という伝統の可能性、そして子どもと遊びについて、相良さんに茅葺きに使う材料、素材などもご紹介しながら、#strawplaygroundのディレクターでもある丹波篠山にあるショップ「archipelago」の小菅庸喜さんを交え、お話を伺います。
くさかんむり
神戸市北区淡河町を拠点に、伝統的な茅葺きの修復から現代的な茅葺きへの挑戦、より多くの方々に茅葺を知ってもらうためのワークショップやセミナーを開催。建物だけにとどまらず、様々な方向から茅葺きの持つ可能性や魅力を探り、引き出し、磨き上げて、今を生きる人達にお届けするという目的を共有した職能集団です。
くさかんむり
【ゲスト】
相良育弥
1980年生まれ。株式会社くさかんむり代表。茅葺き職人。
平成27年度神戸市 文化奨励賞/第10回地域再生大賞 優秀賞/ジャパンアウトドアリーダーズアワード2020 優秀賞/第14回創造する伝統賞/第14回 創造する伝統賞 ロエベ財団 クラフトプライズ -Loewe Craft Prize 2024 ファイナリスト
小菅庸喜
「archipelago」店主
埼玉県生まれ。大学卒業後、2007年よりセレクトショップにてブランドプランナーを経験。2015年、風土に惹かれ兵庫県篠山市に暮らし始める。2016年、夫婦でセレクトショップ「archipelago(アーキペラゴ)」をオープン。買う環境やプロセスに着目し、消費のスピードを緩やかにすることを目指している。
モデレーター
山口博之
ブックディレクター/編集者
good and son代表。1981年仙台市生まれ。立教大学文学部英米文学科卒業後、2004年から旅の本屋「BOOK246」に勤務。06年から16年まで選書集団BACHに所属。17年にgood and sonを設立し、オフィスやショップから、レストラン、病院、個人邸まで様々な場のブックディレクションを手掛けている。企業やブランド、広告のクリエイティブディレクションなども手がけているほか、さまざまなメディアで編集、執筆、企画などを行っている。
日程:2025年1月31日(金) 18:45~20:15
受付:PLAY EARTH PARK WONDER STORE 1階レジカウンター
開催場所:Meiji Park Market店内
#StrawPlayground のために用意して頂いた期間限定スペシャルドリンク黒豆茶ラテ “霧の朝”のほか、通常メニューのOverViewコーヒーの豆を使ったエスプレッソドリンク、CHIYABAの茶葉を使用したホットチャイなどからお好きなドリンク1杯をお選びいただけます。定番の人気メニューバナナブレッドの焼き菓子付きです。美味しいドリンクとスイーツを楽しみながら、トークショーを楽しんで頂ければと思います。
対象:大人
定員:20名 事前WEB予約制 ※最小催行人数8名
参加費:3,300円(税込)
※事前申込制となりますが、Meiji Park Market店内は貸し切りではございません。店内の一区画を使用してのトークショーとなります。
みなさまのご参加、お待ちしております!
Meiji Park Market
都立明治公園内に誕生した「Meiji Park Market」はサワードゥを使用したパンが人気のベーカリーカフェParkletと、コーヒーやアイスクリームを提供するスタンドParklet Kiosk、バターミルクフライドチキン専門店BabyJ’sの3店舗からなるフードホール。店内全体はシームレスな空間となっていて、思い思いの過ごし方で気軽に利用できる〝公園のような〟場所。

